廃校がデータセンターに!?自然の力を活かした新しい挑戦

こんにちは!福岡支社の伊藤です。

今回は、佐賀県玄海町にある廃校をデータセンターに改修する工事を担当しました。10年以上使われていなかった校舎を、地域資源を活かして再活用するという、ちょっとワクワクするようなプロジェクトでした!

この建物の一番のポイントは、空調設備に頼らず、自然の空気で温度管理をしていること。北側の山から冷たい外気を取り入れ、サーバー室のラックを通って温まった空気を南側に排気するという、まさに“自然の力”を活かした仕組みです。

サーバー室には8台のファンを設置していて、普段は4台が稼働。温度が上がると自動で全台が動くようになっています。このおかげで、電気代をぐっと抑えられるだけでなく、環境にもやさしいんです!

とはいえ、工事は簡単ではありませんでした…。長年使われていなかった校舎は老朽化が進んでいて、特に給排気ファンを設置するために既存の窓サッシを改造する作業にはかなり苦労しました。現場と何度も打ち合わせを重ねながら、少しずつ進めていきました。

途中、思いがけないトラブルもありましたが、無事に竣工できてホッとしています。

今回のプロジェクトを通して、地域の資源を活かした新しいチャレンジができたことをとても嬉しく思っています。これからも、環境にも地域にもやさしい取り組みを続けていきたいです!

旧有徳小学校